⭐️メタ認知ってなに?
ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、簡単にいうと 「自分の考えや行動を一歩引いて見る力」 のことです。
「自分は今どこまで理解しているか」「どうすればもっと上手くできるか」と、自分自身を客観的に見つめ直す力です。
⭐️気づきがあるからこそ変われる
人は気づかないと変われません。
例えば…
- 勉強中に「ここはよく分からない」と気づくから、復習しようと思える
- 「このやり方だと時間がかかる」と気づくから、別の方法を試せる
- 「声が小さいな」と気づくから、発表で声を大きくしようと工夫できる
この「気づき」があるからこそ、思考や行動は変わっていきます。
つまり、メタ認知=気づきによって変化を生み出す力 なのです。
⭐️子どもにとってのメタ認知
メタ認知の力は小学校高学年ごろから発達しやすくなります。
「テスト勉強、どうやれば効率いいかな?」
「友達とのやり取りで、言い方を変えたほうがよかったかも」
そんな気づきが増えると、学習も人間関係もぐっと成長していきます。
⭐️お母さん・お父さんができること
メタ認知は「振り返る習慣」で育ちます。
「今日のテスト、どこが難しかった?」
「友達と遊んで楽しかったこと、ちょっと困ったことは?」
そんな問いかけをするだけで、子どもは自分の行動を見直すきっかけを得られます。
⭐️まとめ
メタ認知は、自分を振り返り、気づきを得て、思考や行動を前向きに変えていく力です。
子どもが「気づく→工夫する→成長する」という流れを作れるように、日々の関わりの中でサポートしていきたいですね。


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